9月18日(木)から20日(土)の日程で、当組合の「社長会研修旅行」が開催され、関西エリアを中心に様々な施設を訪問しました。
初日は大阪・関西万博の会場を視察しました。
広大な敷地に驚きつつ、象徴的な「大屋根リング」から会場全体を見渡すことができました。パビリオンにもいくつか入ることができ、活気ある万博の雰囲気を体感することができました。
2日目は大阪造幣局を訪れ、日本の貨幣づくりの歴史と現在の技術を学ぶことができました。
ビデオ上映も交えながら、海外向けに製造された貨幣なども見ることができ、非常に見応えのある施設でした。
次にパナソニックミュージアムを訪れ、創業者・松下幸之助氏の生涯と経営哲学を知ることができ、「ものづくりイズム館」では、昭和から現代にかけての家電製品やテレビ、広告の展示を見学。技術と経営の進化を肌で感じられる、充実した時間となりました。
次に訪れた山岡金属工業の企業ミュージアムでは、技術の変遷だけでなく、昭和レトロな雰囲気も楽しめる展示が豊富にあり、「たこ焼きミュージアム」では懐かしい駄菓子やおもちゃが並び、世代を超えた懐かしさに包まれました。
製品の制作工程や性能体験もあり、「見て・触れて・学べる」施設として大好評でした。
3日目に人と防災未来センターを訪れ、阪神・淡路大震災の経験をもとに、災害の恐ろしさだけでなく、当時の人々の助け合いや絆といった“人の力”にも焦点が当てられており、災害にどう備えるか、今後どう向き合っていくべきかを改めて考える、非常に有意義な見学となりました。
今回の研修旅行では、過去から未来、そして技術と人の思いがつながる数々の施設を通じて、多くの学びを得ることができました。今後の経営や事業活動のヒントとなる有意義な時間となったようです。
今後もこうした視察・研修を通じて、組合員企業の皆さまと共に成長の機会を広げてまいります。